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衆議院と参議院の選挙

選挙にも種類があります。

 

大きく分けると、衆議院議員や参議院議員を選ぶ国政選挙と、都道府県知事や市町村長、県会議員や市議会議員を選ぶ地方選挙です。

 

地方選挙でも、例えば知事選と市議会議員選挙では勝手が違います。

 

知事選の当選者は1人です。

 

そりゃそうですよね。

 

知事が2人以上いたら変です。

 

選挙区は、その都道府県全体になります。

 

一方、市議会議員選挙では、その市全体が1つの選挙区になります。

 

議員が1人だけという議会はありませんから、こちらは定数が30名なら30名の議席をめぐって争われます。

 

では国政選挙に話を戻しましょう。

 

衆議院と参議院では、選ばれる方法が少し違います。

 

衆議院は小選挙区比例代表並立制という方法で、小選挙区と比例代表が各々一定の定員を割り当てられます。

 

任期は4年、つまり1度当選すると4年は衆議院議員でいられますが、4年間の任期をまっとうすることは殆どありません。

 

衆議院には解散といって、内閣総理大臣がすべての衆議院議員の資格を停止させることができるのです。

 

衆議院が解散したら40日以内に選挙が行われます。

 

一方、参議院は選挙区+比例代表です。

 

任期は6年で、こちらに解散はありませんが、3年ごとに半数が改選されます。

 

たまに勘違いしている人がいますが、これは参議院には任期が3年と6年の議員がいる、というわけではありません。

 

参議院議員の半数が3年ごとに入れ替わっているという意味です。

 

例えば、今年2011年の参議院選挙に立候補した人は3年前2008年の選挙で当選した人ではありません。

 

6年前2005年に当選した人です。

(もちろん前の選挙で落選した人や、新たに名乗りをあげた人なども立候補できました)

 

そして3年後2014年には2008年組が改選となり、6年後の2017年には2011年組が改選されます。

 

ちなみに総選挙という言葉は衆議院選挙にのみ使われ、半数が改選となる参議院選挙を総選挙とはいいません。

 

また衆議院も参議院も2つの方法で当選者を決めていますが、選出する議員の数は倍くら違います。

 

衆議院:任期4年 参議院:任期6年
小選挙区 300人 選挙区  146人
比例代表 180人 比例代表  96人
合計    480人 合計    242人
※任期中に解散もある ※3年ごとに半数の121人が改選

 

最後に、参議院の選挙区について説明しましょう。

 

衆議院の選挙区は、全国を300の小選挙区に区切って選挙をします。

 

当然、1つの選挙区に当選者は1人だけです。

 

これに対して、参議院の選挙区は各都道府県が各々1つの選挙区になっています。

 

つまり全国に47選挙区があります。

 

殆どの選挙区で当選者は1~3名ですが、人口の多い東京では5名が当選します。

 

小選挙区と中選挙区のあいだにあるような選挙ですね。


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