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軍隊を持たずに平和に暮らせない?

軍隊を持たないで平和を保てるのかどうかということは、証明することがとても難しいですね。

 

なぜなら、実質的に武力を持たない国は世界に存在しないからです。


コスタリカは軍隊を持ちませんが、その憲法には国家防衛のため軍隊を組織できると明記されています。


日本にも自衛隊がありますね。


自衛隊が軍隊かどうかの議論はさておき、一定の武力があることは否定できないでしょう。


軍艦(護衛艦)も戦闘機も戦車もあるのですから。


また、世界には、日本などと全く違うやり方で国を守っている国もあります。

 

永世中立という国の仕組みを知っていますか?

 

永世中立国とは、自分たちは中立で、どの国とも戦争をしないし、どの国とも同盟を結びませんという国です。


たとえば、先にあげたスイス、あるいはスウェーデンですね。


この2カ国とも、強力な軍隊を持っています。


そのため、武装中立とも言われています。


中立というと、なにやら平和な感じがしますが、むしろその逆。


非武装や平和主義とは根本的に考え方が違います。

 

スイスは、男性の誰もが一定年齢に達したら兵隊になるという国です。


スイス男性の大多数は予備役軍人であるため、各家庭に自動小銃が支給され、有事に備えて各自で保管しています。


また、国のあちこちに軍事基地が存在し、学校にも緊急避難用のシェルターが装備されているので、まるで国そのものが巨大な要塞のようです。


一方スウェーデンは、現在では事実上、中立を放棄しているとも言われていますが、それでも世界有数の武器輸出国です。


独自の潜水艦、戦闘機、戦車などを開発し、配備しているので、こちらもとても強力です。


現在の日本では、スイスやスウェーデンのやり方で国を守るのは不可能です。


各家庭に銃が置いてあったり、学校に軍事シェルターがあるなんて、日本人からすればかなり異質ですよね。


軍隊を持たずに国を守るのは、たしかに理想的と言えるかもしれませんが、残念ながら現実的ではないのかもしれません。


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