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誰でもわかっちゃう政治の超基礎

侵略されにくい国って

味方を増やしておけば、それらの国は、いざというときに日本を助けてくれます。

 

今の日本は比較的、世界各国から好意を持たれています。


味方となってくれる国は多いでしょう。


でも、味方が多いだけでは戦争をせずとも国を守れるとまでは言い切れません。


国際貢献の話からはちょっとそれますが、せっかくですから一緒に考えていきましょう。

 

この国は侵略しづらいなと思われる国とは、どういう国でしょうか?

 

いきなりそう言われても、わからないかもしれませんね。


普通の人が、日々そんなことを考えるわけもないでしょうし。


それでは、この問題はちょっと裏から見ていきましょうか。


質問を逆にしてみます。

 

もし、あなたが侵略国側の大統領だったとして、どんな国だったら侵略しやすいですか?

 

大きな国?小さな国?平和な国?軍事的な野心を持った国?


富を奪うことを目的とするならば、豊かな国は狙われやすいですね。


その国の富が、一気に自国に入ってきますから。


一方で、貧しいからといって狙われないとは限りません。


地理的にその国を支配することで、さらに他国を侵略しやすくなるというなら、貧しい国でも侵略国は狙ってくるでしょう。


あるいは、ただ単に領土を拡大させたいから侵略する、という国もあるかもしれません。


面積が大きい国と小さい国にしても、どちらも侵略されないとは言い切れません。


たしかに、小さい国のほうが侵略しやすいかもしれませんが、単純に面積の大小だけでは言い切れないでしょう。


日本より小さい国でも、大国に負けない軍事力を持つ国はあります。


例えば、スイスの国土は日本の1/9程度です。


ドイツ、フランス、イタリアといったヨーロッパの大国に挟まれた小国です。が、長い間どの国にも侵略されず、武力による永世中立を維持している重武装国家として有名です。


第二次世界大戦において、海外に多数の植民地を持つフランスやオランダを降伏させたナチス・ドイツですら、スイスには手を出せませんでした。

 

では、軍事的野心を持っている国、あるいはその逆に平和を望んでいる国、そういう政治姿勢は、侵略されることと関係あるのでしょうか。


これはちょっとみなさんで考えてみましょう。


たしかに、平和を愛する国で、他国を攻めないとわかっていれば、狙われにくいかもしれませんよね。


ですが、先ほども少しふれましたが、これも侵略国にとってはあまり関係がありません。


例えば、東ヨーロッパのポーランド。


とても日本に好意的な国ですが、第二次世界大戦では、ナチス・ドイツと旧ソ連(現ロシア)に攻めこまれて、一時的に事実上、国が消滅してしまったことがあります。


ポーランドは平和を愛する国です。


ドイツにも旧ソ連にも、敵対の意思はありませんでした。


それどころか、ポーランドの持っていた軍事力は両国に比べて極めて小さいものでした。


ドイツや旧ソ連からすれば、ポーランドが自国に攻めこんでくる危険性など、皆無に等しかったのです。


つまり、こちらがどんなに平和を望んでいたとしても、侵略する側にとってみれば、余り関係ないのです。


そもそも外国を侵略するような国が、日本の都合なんて考えてくれるはずもありません。


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