政治ニュースを読み解くカギ|誰でもわかっちゃう政治の超基礎

誰でもわかっちゃう政治の超基礎

国によって政治の仕組みは違う

今まで国が存在することで、国民にとってどれだけ利益があるかを書いてきましたが、

 

どの国でも日本と同じことが言えるのでしょうか?

 

実は言えません。


基本的に国の機能は同じですが、その内容は国によってずいぶん異なります。


税金の使い方1つとっても、その国がどのような国を目指しているのか、あるいは、どんな状況におかれているのかということで、個々に異なってきます。


例えば、北朝鮮の経済規模は大きくありません。


ですが、アメリカなどに対抗するために、軍事力の整備にお金をたくさんかけています。


もっと簡単に言うと、しょっちゅう停電したり、食べ物が少なかったり、医療を満足に受けられないなど、一般の人々の生活は大変厳しいようです。


国の上層部(偉い人)たちは贅沢していて、一般の国民は貧しい暮らしを強いられているとも言われます。


日本はどうでしょう。


滅多に停電はしませんし、多くの人が餓死することもないですよね。


総理大臣よりたくさん給料を貰っている人も大勢います。


たしかに、日本にもいろいろと問題はありますが、他国と比較をすれば、けっして悪い状況とは言えないのではないでしょうか。

 

北朝鮮のような国と日本との違いはどこにあるのでしょうか?

 

もちろん経済状況は違いますが、北朝鮮と日本が決定的に違うのは、日本には言論の自由があるということです。


そして日本では、候補者も投票する私たちも、自由に発言し、自由に批判し、自由に主張しながら、選挙によって国の指導者を決めることができます。


言論の自由が何故大切なのでしょう。


自由に発言できなければ、まともに選挙を行うのも難しいからです。


例えば、Aという総理大臣を批判する人が選挙に立候補したとします。


もし、A総理への批判的な発言を禁止されたら、十分な選挙活動はできません。


そうなると、A総理を批判する候補者は当選しませんよね。


当選するのは、A総理を支持する人ばかりになるでしょう。


すると、A総理は自分に有利な政策ばかり行って、私たちの国民のための政治は行われなくなります。


それでは困るので、私たちA総理に批判的な人を次の選挙で選ぼうとします。


しかし、立候補者には言論の自由がありませんから、A総理に批判的な人は立候補しても自分の考えを主張できません。


日本では、変な政治家がいたら、その議員に選挙で投票せず、対抗する候補者に投票することができます。

 

自由に投票できる?そんなの当たり前じゃないかと思いますか?

 

いえ、当たり前ではありません。


北朝鮮などでは、1つの選挙区に対して立候補者は1人だけです。


旧ソ連(現ロシア)もそうでした。


つまり、どう転んでも立候補者が当選し、それを批判する候補者は出られないのです。


似たような選挙方法をとっている国は中国などほかにもありますし、選挙それ自体を実質的にやっていない国もあります。


例えば、中東のサウジアラビアという国には、なんと内閣も国会もありません。


サウジアラビアの政治体制は、王族のサウード家による絶対君主制です。


君主である王様の言う事は絶対なのです。


言論の自由は認められていませんし、要職も王族が独占しています。


国民選挙など許されません。


私たち日本人の目からすれば、ちょっと異質に見えるでしょう。


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