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誰でもわかっちゃう政治の超基礎

国があることで国民が守られる

何故、人々は国にこだわり、守り、持とうとするのでしょうか。

 

突き詰めていくと、それは2点に集約できます。


  1. 1人でいるよりも大勢のほうが便利だし効率がよい
  2.  

  3. 2.1人でいるよりも大勢のほうが、身を守るのに適している

 

ここから、国が私たち国民に何をしてくれるのか、という答えも見えてきます。


まず、国は国民を守ってくれるということです。

 

国が国民を守るとは、どういうことかわかりますか?

 

勘違いしてはいけないのは、別に国という強大な組織があって、それが私たちを守ってくれるのではないということです。


私たちを守っているのは、実は私たち自身なのです。


例えば、外国の軍隊が攻めてきたとき、日本では自衛隊が出動することになっています。


自衛隊の自衛官は、私たちと同じ日本人です。


つまり、日本人によって日本国、日本人を守っているのです。


資金や装備などの問題を考えれば、おそらく個人では自衛するための組織を整備できません。


どんなお金持ちでも、自衛隊を個人で準備するのはきっと無理でしょう。


そういう意味でも、やはり国は必要なのです。


自衛の手段を整備できる国があることで、はじめて国民が守られるのです。


でも、いきなり外国の軍隊が日本にせめて来るなんて、そんなことあるの?という声が聞こえてきそうですね。


たしかに、日本はここ数十年ものあいだ、戦争には巻き込まれませんでしたから、いきなり外国の軍隊が日本に攻めて来るなんてちょっと考えづらいかもしれません。


では北朝鮮に拉致された多くの日本人について考えてみましょう。


これは実際に起きた事件ですね。


国は、国民の生命・財産を守ってくれる存在のはずです。


ですが、それが他国との力関係や別の理由でないがしろにされるとしたらどうでしょうか。


だれだってイヤですね。


例えば、皆さんのお父さんやお母さん、兄弟姉妹が外国に拉致されたら、どう思いますか?


あなた自身が北朝鮮に誘拐されたら?


聞くまでもないですよね。


当然助けだして欲しいと思うはずです。

 

北朝鮮に直接、拉致した人を返してくれ!と言えば返してくれるでしょうか?

 

これも残念ながら、そう簡単にはいきません。


個人のレベルで北朝鮮と話しあっても、あちらは相手にしてくれないのです。


北朝鮮による拉致も、日本という国が正式に、拉致した人を返してくれ!と抗議したから、問題の解決が進展したのです。


十分ではありませんが、それなりに対応して、一部の被害者が帰国できました。


ただし、日本国の意思として、拉致被害者を返せ!と正式な抗議を出すまでには、長い年月がかかりました。


被害者の家族たちが、雨の日も風の日も街頭に立ち続け、懸命に訴え、多くの国民の賛同を得て、ようやく日本を動かしたのです。


私たちを守ってくれる国は、私たち国民によって動かさなければいけないときもあるのです。


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