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自由化は規制緩和は失敗?

次に無駄な公共事業の停止や民営化はどうでしょうか。

 

税金を無駄遣いさせないためにも、無駄な公共事業の停止や民営化はどんどんやるべきですよね。


この点でも構造改革は進めるべきだと思います。


では、自由化や規制緩和について考えていきましょう。

 

自由化や規制緩和にはどういう意味があったのでしょうか?

 

簡単に答えが出せない問題ですが、一緒に検証していきましょう。


例えば、これまで参入が難しかったタクシー業界ですが、規制緩和された影響により、多くの会社が台数を増やしました。


結果、なかなかお客さんが取れずに、売上が減り、運転手さんの労働時間も長くなったと言われています。


たしかになんでもかんでも自由化すればいいわけではありません。


ですが、もうかりそうな商売に人が殺到するのは、けっして不自然なことではありません。


会社を経営する側、あるいは商売をしたい個人から考えてみれば、むしろ自然なことだと思います。


この問題を裏側から考えてみましょう。


もし、自由化しなければどうなったか。


自由化しなければ、いままでその業界にいた人が、いままでと同じように仕事を続けることはできたでしょう。


一方で、新たにタクシー事業を始めたいと考えている人にとっては自由化されなければなかなか参入できなかったでしょう。


構造改革は、すでに利益を得ている人(既得権者)からは利点を奪うケースもありますが、新たなチャンスをつくるという点では評価できます。


行き過ぎた自由化については、個々に具体的な問題を提起して、丁寧に解決すべきだと思います。


構造改革がすべて正しかったとは言えないかもしれません。


ですが、自由化や規制緩和がすべて悪のように言われれば、日本はますます非効率的な社会になり、世界を相手に戦えないでしょう。


また、規制緩和や自由化の影響で、いままでより長い時間働かされるとか、サービス残業(残業しても残業代がでない)させられるケースが増えています。


このことから、やはり構造改革は誤りだったと指摘する人がいます。


しかし、サービス残業や過酷な長時間勤務はそもそも労働法に違反しています。


構造改革についてどうこう言う前に、法律違反の会社は罰していかねばなりません。


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