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誰でもわかっちゃう政治の超基礎

国債って

まず、国の赤字を減らす政策について考えましょうか。

 

表から考えれば、国の借金はないほうがいいわけですね。


ですが、表から見ているだけでは、物事の本質を見極められない場合が多々あります。


表・裏・斜め・横といろいろな角度から検証する必要があります。


国の借金について、横の視点でも見てみましょう。


例えば、国債とは、簡単にいえば国の借金のことです。


国が借金をするときに発行されます。


国の財政が健全なら、その国の発行する国債は、間違いなく返済して貰える。


だから、みんなが安心して買ってくれます。


買っておけば、買った分のお金に利子がついて返ってくるのですから、国債を買った人からすればお得なわけです。


でも、その国の財政がいい加減で、しかも借金だらけだとしたら、話が違ってきます。


ちょっと怖いですよね。


国債には利子があります。


財政状態の安全な国では国債の利子は低い。


どんなに利子が低くても、その利子がついて国債を買った分のお金は返ってくる可能性が高いからです。


つまり、国の財政に信用がある。


買う側もそれがわかっているから、たとえ低利子でも買う。


逆に財政が破綻しそうな国では、国債の利子が高い。


単なる紙くずになるかもしれない国債を買ってもらうのですから。


つまり、国債を買う人からすれば、利子どころか、国債を買った分のお金さえ返ってこない可能性があるのです。


財政が破綻しそうな国に、国債のお金を返す余裕があると思っている人は少ないでしょう。


だからその分、国は利子を高めに設定します。


リスクは高いが、お金が返せるときは高い利子と一緒になって返すという、ハイリスク・ハイリターンの国債にするわけです。


財政の危ない国は、ただでさえお金がないのに、高い利子も払わないといけない。


こうなると、財政再建はますます困難になり、その国の通貨の価値はどんどん下がります。


通貨の価値が下がると、例えば100円で1ドルと交換できたのに、400円出さないと1ドルと交換できなくなります。


今まで100円だった輸入チョコレートが400円も出さないと買えなくなるということです。


国の借金をなくしていこうという方向性は、表から見ても横から見ても間違ってませんでした。


まず、国の借金を減らそうとしていた点では構造改革は正しかったと思います。


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