政治ニュースを読み解くカギ|誰でもわかっちゃう政治の超基礎

誰でもわかっちゃう政治の超基礎

世界を結ぶ線が見えますか

ここからは皆さんが政治の本質を見る目、政治を考える頭を養うには何が必要なのか、具体的にふれていきましょう。

 

まず、政治を理解するのにとても便利な3つの秘訣を教えます。

 

  • 1つ目は地図帳の視野を持つこと
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  • 2つ目はタイムマシンで考えること
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  • 3つ目は表・裏・斜め・横から見ること

 

これは後々、重要になってくるので、頭に入れておいてください。


皆さんは地図帳は持っていますか?


地図帳がある人はちょっと持ってきてください。


世界地図の中心は日本が描かれていますね。

 

日本は世界の中心なのでしょうか?

 

でも、アメリカの地図帳では、中心にアメリカが描かれていますし、中国の地図帳も中国が真ん中に描かれています。


つまり、地図帳に描かれているのと同じように、各国は各々、自分の国を中心に物事を考えるのです。


例えば、核兵器をなくそうと、アメリカのオバマ大統領が演説したニュース

 

オバマ大統領は、全人類の平和を考えて核兵器をなくそうと言っていたのでしょうか?

 

たしかにそういう側面もありますが、実は他にもアメリカが核を減らすことで、他の核保有国も核を減らすという計算があるのです。


そうなれば、アメリカに対する核の脅威は減りますし、核爆弾の管理にはすごいお金がかかりますから、経費も安くできる。


つまりどこの国も、自分の国にとって大切なことを優先しているのです。


ですが、もし自分の国のエゴをむき出しにしたら、世界中とんでもないことになりますね。


あなたが持っている地図帳には、世界の貿易、世界の交通という項目がありますか?


そこには複雑に行き来する沢山の線が描かれているでしょう。


この線こそが、人類が抱える多くの問題を解決する、大切な線なのです。


仮に日本は自分の国だけが食べていければいいと考えたとします。


さて、そうなると、地図帳の貿易の線・交通の線はどんなふうに描かれるでしょう。

 

  1. 一方的に他国から食料やエネルギーが入ってくるようにする。
  2. ⇒他国がなんの見返りもなく、日本に食料やエネルギーをくれるわけがありません。

     

  3. 2.どことも貿易せず、海外にも出かけず、外国人も日本に入れない、江戸時代のように鎖国する。
  4. ⇒日本だけが飢饉(農作物の不作)や災害に見舞われたとき、どこにも助けてもらえません。実際、江戸時代は殆ど助けてもらえませんでした。

 

1も2もとても現実的ではないですね。


つまり、私たちが生きて行くためには、貿易を盛んにし、他国との行き来を重ねることでお互いに理解を深め合う必要があります。


そして、なにか問題が起きたら、いつでも話し合える素地をつくっておかなければなりません。


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