政治ニュースを読み解くカギ|誰でもわかっちゃう政治の超基礎

誰でもわかっちゃう政治の超基礎

すぐれた政治家は長期的視野をもっている

政治家は、自分の見識を基にして、次の3つのことを考えねばなりません。

 

第一は、今やらなければならないこと。


目の前で餓死しそうな人がいたら、なにはともあれ救わねばなりません。


第二に、この先1~3年の見通しを立てて、財政のこと、経済のこと、防衛や福祉の仕組みを考える。


第三に、今後10年以上先、日本はどのように生きて行くのか、国としての生き方、産業構造や地域のあり方を考えなければいけない。

 

第一~第三の中で、政治家が手をつける順番はわかりますか?

 

第一、第二、第三と、時間の短い順?


なるほど、そういうやり方もありますね。


たしかに最近の政治はそういうやり方・考え方をしてきました。


ですが、優れた政治家ほど逆に考えます。


つまり、先に長期的な考え方から入って、それに見合った中期的、短期的な方針を考えるのです。


まず日本の将来、どのように生きるべきなのか、そういう生き方をするには、今後1~3年の間にどう進むべきなのか、それらを実現させるためにも、今困っている問題は、このような形でかいけつしよう。


こう考えられる政治家が、すぐれたビジョンを持っているということになります。


1つの例をあげましょう。


例えば、日本を長期的に考えれば次のような予測ができます。


日本は将来、人口が激減する、ならば大量生産・大量消費の工業中心ではなく、技術や科学を売り物とし、美しい国土を利用した農業や環境産業を振興して、国を発展させよう。


今以上にグローバル化が進めば、海外からの投資も増え、日本ももっと海外に投資する時代が来る、若者には使える英語を学んでもらうため、英語の実践教育を充実させよう。


長期的な展望が決まれば、それに合わせて、中期的な目標も定まります。


しかし、人口が減るということは税収も減るわけだから、いつまでも中央に頼るのではなく、地方が独立し、特徴を出しながら競い合えるように、地方には今よりさらに高い自治権を与えなければならない、それは3年以内にやろう。


そして、最後に短期的な方針が立つのです。


ということは、今困っている人には最低限の保障はしつつ単にお金をばらまくのではなく、将来の産業の種になるようなものに国が投資をして、そこで雇用を生み、働いてもらう。


これはあくまで例ですが、こういう長期的な思考をする政治家を選べば、有害な政治は自然となくなります。


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