政治ニュースを読み解くカギ|誰でもわかっちゃう政治の超基礎

誰でもわかっちゃう政治の超基礎

政治家ほどよく働く職業も珍しい

政治家とは政治をする人ですが、じゃぁ具体的にどんな仕事をしているの?と問われたらどうでしょうか。

 

政治家は具体的にどんな仕事をしているんでしょうか?

 

いきなりそんな質問をされてもわからないよ、と思われたかもしれまんね。


与党の政治家と野党の政治家では、やってることも違いますし。


与党の政治家は、政府に直接要望を出して政策を実現することができるので、野党の政治家よりもはるかに国の政治にかかわっていると言えます。


なので、与党議員の仕事ぶりを紹介したほうが、恐らくみなさんもイメージしやすいと思います。


ここでは私から説明するより、実際に政治家の仕事ぶりを見ていったほうが早いでしょう。


私が見聞きしたある与党の衆議院議員の平均的な1日を紹介します。


朝は早いね。


午前5時には目を覚ますよ。


4時間くらいしか寝てないけどもう慣れた。


その後、全国紙と地元の新聞を読む。


午前6時にNHKニュースを見る。


それから軽い運動をし、午前7時に秘書や地元の関係者と朝食をとりながら、1日のスケジュールを確認しておく。


午前7時半から早くも陳情受付だね。


陳情とは、有権者が議会や関係官庁に実情を述べて、善処を要請することです。


与党の議員は、あらゆる問題について影響力を持っている立場ですから、それを受け付ける立場になります。


午前8時に家を出て、8時半までに政党の本部に入る。


勉強会を兼ねた朝食会があるから、仲間の議員とまた朝食をとらなきゃならない。


その日は午前10時から所属している政調会の農林部会に出席した。


農林水産省の役人から、森林資源について話があり、意見交換をしたよ。


それからお昼前に、派閥の親分のところまでご機嫌伺いに行った。


政調会とは政党の政策を調査・立案する組織のことです。


民主党では政策調査会、自民党では政務調査会といい、これを略して政調会と呼ばれます。


農林部会とは、その政調会にある部会の1つです。


昼食は地元の後援会の人々と、議員会館の地下食堂でとった。


国会見学をしてもらうのでね。


午後、その日は国会がなかったから、手をつけている議員立法の件で、衆議院法制局の人と打ち合わせをした。


政策秘書も同席した。


議員立法とは、簡単に言えば、議員によって提案され、成立した法律のことです。


衆議院法制局とは、議員の立法を保佐する衆議院の機関です。


夕方は事務所でマスコミの取材を受け、それを終えると夜の会合があった。


この日は後援会東京代表の受勲祝賀会があった。


さらに続いて、同じ派閥の新人議員の励ます会に出席したよ。


午後8時には、他派閥の同期議員と情報交換を兼ねて食事した。


午後9時、今度は若手官僚を集めて、ここでも食事しながら意見聴取した。


食事も仕事のうちだけで、こう何度も食べなきゃいけないときつい。


午後10時半にようやく帰宅した。


翌日のスケジュールを確認したあと、頼まれていた色紙を30枚程書いたよ。


午前0時から寝床で政策資料を読み込んで、午前1時にやっと寝られた。


土日はどうかって?政治家に休日などありません。


金曜日に東京から地元にもどり、火曜日には地元から東京にもどります。


これを国会がある永田町では金帰火来と言います。


地元に戻ったからといって、昔の友達と思い出話を語り合っている暇はありません。


終日、支持社宅まわりが待っています。


超人的とまでは言いませんが、凄まじいスケジュールをこなしていることはおわかりでしょう。


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