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誰でもわかっちゃう政治の超基礎

政党って

ところで、いままで政党という言葉が、当然のようにいたるところに出てきましたね。

 

ここでちょっと考えてみましょう。

 

いったい政党とはなんなのでしょうか?

 

簡単にお答えしますと、政党とは政治的な目標を実現するために集まった集団です。


現代の政党の機能として、第一に国民の意見集約機能があります。


第二が、政治の啓蒙です。


啓蒙とは耳慣れない言葉ですが、人々に新しい知識や知恵を与え、教え導くことです。


そして、第三が、人材の供給です。


議員や大臣などになるべき人物を党内で育成、もしくは集めて、供給源にするということです。


つまり、政党とは、政治を行う人々のプロ集団ということが言えましょう。


日本に限らず、ほぼどの国にも政党は存在します。

 

なぜ政党というものができたのでしょうか?

 

民主主義のシステムには大きく分けて2つの方式が存在します。


むかし、民主主義が芽生えた頃というのは、なにか物事を決めるのに、そこに住んでいる人々が全員で決めていました。


直接、民意を反映させるので、直接民主主義といいます。


ですが、地域が広がり、人口も膨大な数になると、いちいち全員の意思を確認するのも難しくなりますよね。


そこで間接民主主義が登場します。


間接民主主義は、国民全員がすべての決定事項に直接関与するのではなく、国民から選ばれた人によって議会を構成し、その議会で物事を決めていこうとするものです。


国民が決めるのではなく、国民によって選ばれた人々によって政治を行うシステムです。


いまの日本はもちろん、先進国は全て間接民主主義をとっています。


選ばれた人たちに課せられた役目は、より確実に、効率的に国民の意思を政治に反映したり、国民に対して政策を訴えることです。


それには、政党は非常に都合のいい組織なのです。


人が集まっていますから、問題解決のための戦力になる。


応援してくれる人も集めやすいし、活動のためのお金も集まりやすい。


自由選挙が行われる自由民主主義の国では、議会の中で1つしか政党がないと意見が偏る恐れがあります。


そこで、複数政党の存在を歓迎する傾向があります。


一方で、国民側の要求、つまり国民の価値観が多様化すれば、それだけ多くの政党が必要になってくるわけですが、そういくつも政党あっては政権が安定しません。


実際には、既存の政党が成長や変化を遂げて、国民の多様な意見を集約しようと努めています。


いたずらに政党の数を増やしていたら、私たちも困ってしまいますよね。


ですが、時々、ある政治家が、選挙を前にそれまで所属していた政党を抜け、数人の仲間と一緒に新しい政党を立ち上げ、そこで選挙戦を行うケースがあります。


ここ数年でいえば、国民新党、新党日本、新党改革、みんなの党などがその例としてあげられます。


新党ブームなどと呼ばれ、同じタイミングでいくつもの新党ができることもあります。


これはいままでの政党がちゃんと国民の要求に応えられていないときに起こるのです。


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