政治ニュースを読み解くカギ|誰でもわかっちゃう政治の超基礎

誰でもわかっちゃう政治の超基礎

民主主義は面倒くさい

皆さんが20歳になれば、誰もが自動的に選挙権を得られます。

 

アメリカのようにわざわざ選挙人登録などする必要はありません。

 

選挙になれば、お役所からお知らせが来て、20歳以上の日本国民なら誰でも投票できます。

 

問題はだれに投票すればいいのかを、どうやってきめるかになるでしょう。

 

将来あなたはどうやって投票する人を決めますか?

 

おそらく、テレビや新聞で報道されているニュースを参考にするよという人が多いでしょう。

 

いい意見です。

 

それは間違いではないと思います。

 

ですが、そのためには政策の本質を知ることです。

 

政党のマニフェストや公開討論会、興味のある議員がいれば個人演説会に参加するのもいい手段だと思います。

 

ちなみにマニフェストとは、選挙の際に政党が掲げる約束事です。

 

私たちの政党が政権を握ったらいつまでにどのくらいの予算でこういうことをします、と、選挙権を持っている国民に対して、自分たちの政党の政策を約束事として主張するのです。

 

マニフェストには法的は拘束力はありません。

 

つまり、もしマニフェストを守れなくても誰も犯罪者にはならないのです。

 

ただし、マニフェストを守れなかった政党は次の選挙では議席を減らします。

 

それにしても面倒くさいと思いますよね。

 

せっかくの土日になんでわざわざ政治家の演説を聴きに行くの?選挙が終わってもマニフェストが実行できたかどうかいちいちチェックしなくちゃいけないの?

 

そう思いたくなる気持ちはわかります。

 

たしかいに、面倒くさい手段です。

 

でも、面倒くさいのが民主主義です。

 

民主主義とは、王様や独裁者ではなく、国民が権利を保持し、行使する政治体制です。

 

自由選挙が認められていることや、政治に口出しできる権利は民主主義ならではの利点です。

 

もっと簡単に民主的な政治はできないのでしょうか

 

結論から言えば、簡単にさっさと政治を進めて欲しいのなら、民主主義では難しいですね。

 

例えば、軍事費を増やしてミサイルを打つ!と偉い人が決めたら、それが国の方針になるという政治体制のほうが簡単です。

 

しかし、そうなると国民はなにも言わないし、そもそも言えない。

 

言う機会がなく、言う場所もなければ、代弁してくれる人もいない。

 

でも自由選挙が行われる民主主義の国は違います。

 

この政策がいいと思ったら、そういう主張をしている政党や政治家に投票すればいい。

 

そして、やはりいいと思ったら次の選挙でも投票し、ダメだと思ったら次は違う政党や政治家に投票するのです。

 

なんとすごいことじゃありませんか。

 

私たち自身の手で政策を決めることができる。

 

食料生産よりミサイル生産を優先してもなにも言えない国の人々からみたら、公開討論会や個人演説会なんて夢のまた夢です。

 

多少の面倒は、民主主義の保険だと思いましょう。

 

そうして、政治に私たちの意見を反映させるのです。


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